冷え性のメディカルハーブ

冷え性

今回は冷え性のメディカルハーブのお話しです。

冷えは万病の元」といいます。

特に女性に多いと言われている冷え症には、いろいろな症状があります。

身体中が冷たい・・・
顔や頭といった上半身はのぼせて暑いのだけど、下半身、特に足が冷たい・・・
手足の指先が、感覚が無いくらい冷える・・・

ナドナド、いろいろな症状がありますが、全身の血液循環が悪くなっていることが直接的な原因のようです。ですから、冷え症改善のためには、血行を良くすることが大切です。

血行が悪い状態、つまり血行不良の改善策として、適度な運動で代謝を上げ血液循環を良くしたり、ゆっくり入浴し身体を芯から温めたり。冷えた手足を直接マッサージするのもいいですね。
ここでは、メディカルハーブを使った方法として、ジャーマンカモミールの内用チンキリンデンの足浴をおすすめします。

 

ラビットジャーマンカモミールは、ピーターラビットの童話にも登場する世界で最も親しまれているハーブのひとつです。

心身をリラックスさせるとともに、消炎作用を発揮し、ストレスによる胃炎・胃潰瘍、また不眠など幅広い症状に用いられている万能ハーブです。

人はストレスを感じると筋肉の緊張が高まり、血管が収縮します。
血行が悪くなってしまうため冷えをおこすと言われています。
ストレスによる冷え性の改善にはジャーマンカモミールの内用チンキがおすすめです。
ジャーマンカモミールの内用チンキは、すぐれた鎮静作用でストレスを和らげてくれます。その結果、血行不良の改善、冷え性の解消につながりますね。

ジャーマンカモミールの内用チンキ

材料 ジャーマンカモミール10g ウォッカ(アルコール度数40度以上のもの)100ml

手順 ジャーマンカモミールをウォッカに2週間漬け込みチンキを作ります。1回1~3mlをカップ1杯の湯に加えて内用します。

リンデンには発汗作用と利尿作用があり、高血圧に用いられたります。
冷え性の場合は、その発汗作用と更にリンデンの持つ鎮静作用を利用した足湯が効果的です。
足湯で全身を温めながら、湯気で香りを吸入できます。

リンデンの足湯

足湯

材料 2回分 リンデン5g ウォッカ(アルコール度数が40度以上のもの)50ml 自然塩80g 適温の湯適量(足首が浸かるくらい)

手順 リンデンをウォッカに2週間漬け込んでチンキを作ります。そのチンキ1/2と自然塩1/2をバケツに入れて適温の湯を注ぎ足湯をします。

 

寒さは続きますが、春はもうすぐそこまで来ています。
軽やかな春を迎えるためにも、身体の冷えは改善していきたいですね。
メディカルハーブを使った冷え性対策、早速試してみませんか。

 

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